山田地区
交通アクセス
阪急千里線山田駅から路線バス
「吹田千軒・山田千軒」といわれ、旧吹田村と肩を並べ、古くから大きな村だった山田地域には平安時代から江戸時代に栄えた寺社が数多くあります。現在も旧集落には昔ながらの家並みが残り、歴史を感じる地区です。田畑や竹林だったところはマンション開発が進み、話題の和菓子店やパン屋もあり、新旧あわせて楽しめる街です。
山田伊射奈岐神社の鳥居
旧竹中邸 馬上門
紫雲寺門前
山田上王子池
山田西第2公園
山田上王子池
山田地区を知る資料
- 『郷土山田』吹田市立山田第一小学校PTA成人教育部郷土史研究会/編集(吹田市立山田第一小学校PTA)1982年刊
山田の地名の由来、寺社、権六おどりなど山田の古い歌数種、こぼれ話(古老の話など)、山田の方言の一覧などが載っています。 - 『ふるさと今昔』山田小川自治会郷土史編集委員会/編集(山田小川自治会郷土史編集委員会)1974年刊
小川村の沿革、小川村の寺勘定や自治会収支帳の写真(安政3年(1856年)から昭和48年(1973年))、戦没者遺影、部会の沿革、古い写真、民間芸能などがあり、資料として充実しています。 - 『山田の農業いまとむかし』吹田市立山田第一小学校PTA成人教育部郷土史研究会/編集(吹田市立山田第一小学校PTA成人教育部郷土史研究会)1983年刊
山田村の農業の歴史が記されています。山田の小作争議(大正11年(1922年)から昭和3年(1928年)の6年間)の記事が載っています。農機具や民具、着物の写真なども掲載され、機械化される前の村の生活がわかります。副業だった果樹・筍・花卉についての説明もあり、筍や桃などの産地だったことがうかがえます。農家の1年間の作業年表あり。
山田地区が登場する本
- 『ホームレス中学生』田村裕/著(ワニブックス)2007年刊
13歳のときに突然住む家を無くし、近所の公園に一人住むようになった麒麟・田村少年。ダンボールで飢えをしのいだ日々や、亡き母への想いが詰まった貧乏自叙伝。山田西の「まきふん公園」、著者にとって「まさに天国だった」山田図書館(現・山田分室)や吹田高校などが出てきます。
その他、関連本として以下のものがあります。
- 『ホームレス中学生(正)』村裕/原作(ヨシモトブックス)2008年刊 コミック版
- 『ホームレス中学生 続』田村裕/原作(ヨシモトブックス)2008年刊 コミック版
- 『ホームレス中学生』田村裕/著(ワニブックス)2008年刊 子ども向け版
- 『ホームレス中学生』DVD版
- 『ホームレス大学生』田村研一/著(ワニブック)、2008年刊
兄の居場所は、万博の大タコ公園だった。当時、大学生だった麒麟・田村の兄が語るアナザーストーリー。