ブックスタート絵本のお渡し
絵本は親と子が、心とことばをかよわせる、身近でたいせつな道具のひとつです。 吹田市では、赤ちゃんの心豊かな成長を願って絵本を贈ります。
対象者 |
4か月から1歳の誕生月の月末までの赤ちゃん(吹田市民)。
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絵本をおわたしする場所と時間 |
吹田市立の各図書館・分室にて午前10時から午後6時までの間。 |
必要なもの |
母子健康手帳
受け取りで来館される場合は、赤ちゃんの同伴は必要ありません。 |
おわたしする絵本 |
6冊から1冊お選びください。
また、下記の絵本紹介も参考にしてください。
「いない いない ばあ」松谷みよ子/文、瀬川康男/絵(童心社)(大きさ21センチメートル) 昔から伝わる「いないいないばあ」の遊びが絵本になっています。 にゃあにゃ、くまちゃん、こんこんぎつねが登場し、ページをめくる楽しさを味わえます。 本格的な赤ちゃん絵本として1967年に発行され、半世紀以上に渡って読み継がれています。「松谷みよ子 あかちゃんの本」(全9冊)シリーズの1冊です。 「がたんごとん がたんごとん」安西水丸/さく(福音館書店)(大きさ19×19センチメートル)
コップやスプーン、りんごやバナナが次々に汽車にのります。繰り返しが心地よく、身近なものが出てくるので、絵本を初めて読んでもらう子も安心して楽しめます。 続編に「がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん」があります。 「きゅっ きゅっ きゅっ」林明子/さく(福音館書店)(大きさ19×19センチメートル)
ぬいぐるみがこぼしたスープを赤ちゃんが拭いてあげます。やさしくお世話する様子がほほえましく、食べることへの興味にもつながります。色が美しく言葉のリズムも楽しい絵本です。「おつきさまこんばんは」など「くつくつあるけのほん」(全4冊)シリーズの1冊です。 「じゃあじゃあ びりびり」まついのりこ/作・絵(偕成社)(大きさ14×14センチメートル)
じどうしゃ、いぬ、みずなど生活に出てくるものと音を描いた絵本です。擬音語をまねる楽しさ、次に出てくるものへの期待感がつまった1冊です。ボードブック版で、通常の絵本より厚い紙で作られています。「まついのりこあかちゃんのほん」(全9冊)シリーズの1冊です。 「ぴょーん」まつおかたつひで/作・絵(ポプラ社) (大きさ16×16センチメートル)
かえるが1匹。ページをめくると、「ぴょーん」と空高くジャンプします。こねこ、いぬ、ばったなどがつぎつぎに登場し、縦に開いた場面いっぱいに飛び跳ねます。読んでいるうちに、いっしょに体を動かしたくなります。「はじめてのぼうけん」(全8冊)シリーズの1冊です。 「りんご」松野正子/ぶん、鎌田暢子/え(童心社)(大きさ18×18センチメートル)
あか、きいろ、ピンクのまるいりんご。かわをむくと、しろい部分が出てきます。りんごを切って、芯を取って、いよいよいただきます。標題紙にはりんごの花、裏表紙にはりんごの木が描かれており、りんごを丸ごと楽しめる絵本です。作者の松野正子さんは吹田ゆかりの児童文学者です。 ●「いない いない ばあ」と「じゃあじゃあ びりびり」は、点字付きのさわる絵本もあります。透明樹脂インクで、絵と点字が盛り上がるように印刷されていて見える人も見えない人も一緒に楽しめます。視覚障がいのある人にお渡ししています。
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