麒麟の田村裕さんが山田分室に来館されました
2月2日、ABCテレビの番組「ぶり顔ミュージアム」の撮影のため、麒麟の田村裕(たむらひろし)さんがソラシドの本坊元児(ほんぼうがんじ)さんと一緒に少年時代の思い出の場所、山田地域をめぐりに来られ、山田分室にも立ち寄っていかれました。
田村さんは吹田市の山田地域出身。山田分室のそばの公園で寝泊まりするホームレス生活など、少年時代の壮絶な体験について著書『ホームレス中学生』(ワニブックス)で書かれています。
山田図書館(現在の山田分室)のことも、冷水機で水は飲めるし「まさに天国だった」と出てきます。来訪を前に、10数年ぶりに読み返し、生き抜かれたことの苦労や家族への想いに改めて胸をうたれ、またユーモラスな筆致に笑わされました。
吹田市立図書館ではホームページ内「吹田文学散歩」のコーナーでもこの作品を紹介しています。
山田分室に現れた田村さんは背が高くすらりとされていて、おだやかで温かなお人柄でした。
本の寄贈もいただきました。『脱・東京芸人』本坊元児/著(大和書房)、『ゲーム反対派の僕が2年で4000時間もゲームをするようになった理由』小籔千豊/著(辰巳出版)、『天才はあきらめた』山里亮太/著(朝日新聞出版)の3冊です(小藪さんと山里さんが今回の番組の司会を担当されます)。
番組の放送予定日は3月5日(日曜日)午後4時25分から5時25分まで。
残念ながら、編集時に図書館内での様子はカットされてしまったのですが、山田地域が出てきますのでぜひご覧ください。
(撮影日:2023年2月7日)