第28回 図書館協議会次第
冒頭:事務局人事異動紹介
1. 先進都市図書館視察について
2.(仮称)千里丘図書館の基本設計案に対する市民意見について
3. その他
(1)(仮称)山田駅前図書館の経過報告について
(2) その他
議 長)ただ今から第28回吹田市立図書館協議会を開催いたします。本日の会議は午後4時までの予定をしておりますので、よろしくお願いいたします。
事務局にお尋ねいたしますが、傍聴希望の方はおられますか。
事務局)1名いらっしゃいます。
議 長)傍聴規定に基づき入室してもらってよろしいでしょうか。
委 員)異議なし。
議 長)入室を許可します。
議 長)それでは、会議次第に従って進めてまいりたいと存じますが、その前に冒頭事務局から人事異動の紹介を受けたいと思います。
事務局)《吹田市教育委員会事務局組織図に基づき紹介》
1 先進都市図書館視察について
事務局)協議会では2年に一度、先進都市図書館視察をしており、今年は実施年になる。一例として、お配りした資料の西宮市立中央図書館を考えている。吹田では昭和46年に中央館が建設され、建て替えを検討する時期にきており、視察の眼目として建て替えの参考になるところということで、面積5000?ほどのところを探した。西宮市立中央図書館が面積や人口が近く、貸出冊数をみても活発な活動をされている。次期中央図書館を考えるにあたり参考になるかと思い、ご紹介した。適当な図書館があれば、皆さまのほうからご紹介いただきたい。
委 員)府内であれば、和泉市立図書館が建設中で指定管理を検討しているらしい。10月に岸和田の旭分室が分館になる。大阪市立では東成が工事中、大東市が東図書館を計画中、八尾市立八尾図書館が市民病院の跡地に計画がある。心配なのは、図書館ができるのは喜ばしいが職員がどうなっていくのか。指定管理や委託になっていくところが多い。職員の採用や資質向上等、単に施設を見るのでなくそこを踏まえてほしい。高槻が全館に自動貸出機を設置している。新しい図書館では、聞いている範囲ではそんなところだ。中央館的な機能をみられるのであれば、どこでもよいのでは。
委 員)西宮は内容的には何かあるのか。床面積だけで選んだのか。
事務局)児童奉仕も活発に行なわれているようで、ボランティア養成も盛ん。以前、西宮にお住まいでボランティア活動されていて、吹田に越してこられた方からお聞きしたことがある。全館的にボランティア養成している。また、ホームページが充実していて、全国的なコンテストか何かで賞をとられていたように記憶している。現在は当時のホームページとは変わっているようだ。
委 員)養成講座はいいと思う。いろいろな面でプラスになることが多いと思う。
議 長)そういうところも踏まえた上でのご提案ですよね。
委 員)図書館視察ということで、図書館の建て替えについてのことだと思っていなかったので、竹内さとる先生の著書で紹介されていた太子町の図書館を考えていた。中央館ではないが、とても良い内容の運営をされている。中央館の建て替えということであれば、西宮の図書館は行ったことはないが、近くにお住まいの方から良いと聞いているので行ってみたい。ハードとソフトの面で良い図書館なら、吹田市にとっても参考になると思う。
議 長)いろいろな名前が挙がったが、西宮でも良いということですね。事務局提案の西宮市立中央図書館を視察対象とすることで良いでしょうか。
委 員)《 …承認の声… 》
2 (仮称)千里丘図書館の基本設計案に対する市民意見について
事務局)平成22年2月20日から3月21日まで市民意見を募集し、いただいた意見をまとめたものが配布資料になる。件数としては、7件頂戴した。図書館を大変待ち望まれていたということ、窓口業務の在り方についての意見もある。人口密集地域であり、現在も図書館で活躍しているボランティアさんもたくさんおられて、対面朗読室の整備についてもご意見をいただいた。住宅街に建つので、駐車場の問題も大きい。現在、基本設計の最終段階で関係部局と協議中。ご意見を反映させながら進めている。今回は、いただいたご意見のご報告である。
議 長)市としての返答はいつごろになるのか。
事務局)建築課との協議が概ね整うのが5月の半ば、20日前後と思う。その後、住民の方々への報告と歩調を合わせて、5月末までには発表したい。
委 員)前回の協議会で図面を見せていただいて、先日実際に見に行ったが、とても狭い。地域の方の強い要望があり、意見にもあるように一刻も早く図書館を、という気持ちもわかるが、ここまで待ったのなら少しでも良いものを、と思う。もっと大きくて使い勝手の良いものを、という地元の意見もあるように見受けられる。私自身、37年間文庫活動をしてきたが、その中で北千里に図書館を作る運動をして、できたときはうれしかった。ないよりもある方がいいと思った。しかし今になって思うと、人口に比べて小さかった。もう少し粘り強く運動をしていれば、もっといいものができただろうという思いがある。そういう声は地元からはないのか。
事務局)千里丘の3地区でそれぞれ説明会を行ないご意見を頂戴した。地元の強い思いがあり、20数年待ってやっとできる図書館だからこそ良いものをという思いもあるが、建物を作るのに条件やタイミングがあり、なかなか難しい。魚香池跡地に広さで言うと約670?を確保して、閲覧部分としては450?前後のそれなりの図書館ができると思う。千里山・佐井寺図書館規模の要望もあったが、3000?を超えるものとなると、土地がなく難しい。その面積の中で、どれだけのサービスを入れられるか。住民意見として滞在型、ゆっくりくつろいで本を読めるところ、というものも考えながら現在設計している。与えられたところで何とかいい図書館を作っていきたい。
議 長)現状を考えると、最大限の状況ということですね。
事務局)毎日放送の跡地という提示もあったが、業者側の提示した土地は坂の途中であり、高齢者・子供には利用しにくいと判断した。他にも土地探しを関係部局とする中で、今の位置となった。その中で住民のご意見も聴きながら決定した。最初は出張所と合同でという話もあったが、出張所は築25年目でまだまだ使える建物であり、タイミングとしては、この魚香池跡地で工夫するのが最善と考えた。
委 員)人口はどれぐらいカバーするのか。マンションがどんどん建って、若い人たちも多いし、今まで住んでいた人もいる。サービス内容としてもブックスタートなどの子ども向けの行事や、大人には滞在型の図書館をということで、スペースも必要とは思うが。
事務局)21年9月末の吹田市統計で半径1キロの円内の合計で約22,800人。
事務局)開発途上のところであり人口は増えていくし、図書館が建てば、利用はとても多いと思う。広い土地がなかなかなく、なおかつ図書館作りについては一刻も早くという意見があり、機会があればできるだけ早くと思っていた。広さという面ではあまり大きな図書館はできない。山田・千里丘地区のブロックでいうと、吹田でいちばん多い77,000から78,000人、山田と千里丘でそれぞれ半々ぐらいだと思う。北千里地区の約3万人に匹敵する地域だと思う。
委 員)ソフト、職員の面についてはどうか。
委 員)すべて職員でというわけにはいかない。委託や多様な雇用、アルバイトや非常勤の活用を考えていかなければならない。山田駅前も一部委託になるので、おそらく千里丘も同様かと覚悟している。
委 員)PFIではないのですね。
事務局)規模が小さすぎてPFIでは受け手がないと思う。図書館単独の建物であり、運営についても指定管理は考えていない。全部正職員でというわけにはいかないので、直営で一部委託と考えている。
議 長)例えば、今は大型ショッピングモールとネット通販のハイブリッドがある。逆に言うと、小さな個人商店であってもネットを使うことで大きなショッピングモールと同等に勝負できる。規模の問題も大きいが、どんなサービスをするのか、体制が見えてこないことを危惧している。現時点でどうなっているか。
事務局)吹田でシステム化を始めて20年以上になる。6年前にインターネット端末を導入するにあたりシステムを変更した。今はパソコンから本の予約や延長、検索ができるようになっている。今は最寄りの図書館に来ていただくということで、配本車の運行で本の移動を可能にして貸出している。ゆくゆくはインターネットで予約された本の宅配といった事も、考えていかなければいけないかもしれない。そうなると、個々の図書館ではなく吹田市全体でどれだけの本をもっているか、いかにスピーディーに届けられるかが大事。今はその途上にあると思う。
3(仮称)山田駅前図書館の経過報告について
事務局)条例・名称案について。前回配布した条例案が可決成立。これにより、正式名称が吹田市立子育て青少年拠点夢つながり未来館山田駅前図書館になった。また、旧大阪府立国際児童文学館の貸出用図書2万5000冊を、市の施設で活用することを目的に寄贈していただけるよう、教育長名で要望書を出していたが、無償でいただくことになった。寄贈図書の受取については、山田駅前図書館で活用する5000冊を選び、その後、吹田市の小学校・幼稚園・保育園・児童センターで受け取ってもらう。期間は6月7日から25日の間。
4 その他
事務局)次回の協議会の日程が先進都市の視察になると思います。日程調整をお願いしたい。8月第4週から9月の第1週の水木でいかがでしょうか。
委 員)9月1日が無理。
議 長)8月に海外出張の予定があるので9月でお願いしたい。
事務局)では、9月7日、8日、9日あたりはいかがでしょう。
議 長)調整させていただいて後日改めてご連絡とします。ほかに何かございますでしょうか。
委 員)3点質問がある。本の購入に際して、どのセクションが選定されているのか。ある図書館のカウンターに「吹田の図書館をよくする会ニュース」が置いてあった。発行者が苗字と電話番号だけの記載であるが、こういったものをどこが許可して置いているのか。予約の受付が30件だが、人気作者のものは借りるのに半年以上かかり、借りないうちに予約の数ばかりが増えていく。人気作者のものは購入冊数を増やしてほしい。
事務局)本の選定方法は、6館1分室及び自動車文庫それぞれに予算を割り当てている部分と、全館分との二本立てで購入している。地域性もあるので、各館職員が各館のニーズに合わせて選定している。予約の多いものについては、200件、300件を超える予約が増えている。図書費は年々減額されている。せめて半年以内に借りたいというのは切実なご要望だとは思うが、インターネットも含めて予約件数が増えている。毎週予約多数リストを打ち出して、予約件数に見合う購入冊数を検討している。以前は1冊あたり予約10件を超えると購入という形にしていたが、使える予算も限りがあり、待っていただくことも多くなっている。
委 員)私も地区の公民館で企画委員をしている。チラシを置いてくれと、たくさんの依頼を受けるが、基準は吹田市の共催や主催のみを置き、他のものは断っている。
事務局)「吹田の図書館をよくする会」は、当協議会委員さん等で組織している団体で、職員もよく存じ上げているということで置いている。ただ、発行者の記載が苗字のみというところは認識できていなかった。今後、検討していく。
事務局)置く際には、館長の許可で判を押すなどがあればいいと思う。
事務局)図書館はさまざまな方がいらっしゃる。行政関係部署からもチラシを置いてくれという依頼も多い。民間の方からの依頼をすべて受けているわけではない。予約多数本の問題については、貸出期間が他市に比べ若干長いことも影響している。
委 員)3週間プラス取り置き1週間で一人が1か月かかることになる。
事務局)貸出期間については、他市が2週間なので見直しを検討している。同時に、予約の多い本を大量に購入するリスク、時期が過ぎて大量に同じ本が残るということとのバランスを司書が考えている。
議 長)複本問題については、本来売れるべき本が、図書館の大量貸出によって作家側の利益を侵害しているということが近年いわれており、利用者・作家両方の間でいかにバランスを取っていくかが図書館の役割。利用者側も理解する必要がある。
委 員)「吹田の図書館をよくする会」は私が代表をしております。長年、吹田の図書館を良くしたいという思いでずっと活動してきた。もちろん協議会でも意見を交換しているが、もっと広げていきたいと思います。
委 員)配布資料だが、大事なパブリックコメントであり、スペースがあるなら、もう少し活字を大きくしてほしい。
委 員)市の考え方を発表する時点で、また見やすいレイアウトを考える。
事務局)吉田委員につきまして、吹田市PTA協議会から選出されておられましたが、役員交代の時期にあたり、今回をもちまして退任されます。
委 員)《 …退任の挨拶… 》
議 長)次回は視察になります。本日の協議会はこれで閉会させていただきます。ありがとうございました。